2025年8月6日、家族で茨城県へ1泊2日の旅行に出かけました。今回のテーマは「学びと癒し」。自然や科学に触れ、地元の味を楽しみ、宿泊はお気に入りの国民宿舎「鵜の岬」です。この記事では、旅の前半に訪れた「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」と「道の駅常総」の様子をレポートします。
ミュージアムパーク茨城県自然博物館
夏休みらしい賑わい
午前10時40分に到着。平日にもかかわらず駐車場は混雑し、館内は夏休みらしく家族連れでいっぱいでした。入館した途端に子どもたちのワクワクした声が響き、こちらの気持ちも一気に高まります。
第92回企画展「恐竜とともに生きた生物たち」
今回のお目当ては、第92回企画展「恐竜とともに生きた生物たち―ぼくらは脇役じゃない―」(開催期間:2025年7月5日~9月15日)。恐竜の時代を生きた“恐竜以外の生き物たち”に焦点を当てた展示です。
海で暮らした魚や貝、小型動物の足跡や巣の痕跡などが並び、恐竜だけでなく多様な生物が地球を支えていたことを実感できます。次男はこの企画展に釘付け。「この足跡、子どもの恐竜かな?」と想像を膨らませ、巣の化石を見ては「卵があったのかな」と楽しそうに話していました。
お兄ちゃんは宇宙に夢中
一方で長男が心を奪われたのは常設展示の「進化する宇宙」コーナー。銀河や星の誕生を紹介する映像や模型を前に、「宇宙ってこんなに広いんだ!」と感嘆の声を上げていました。自由研究の題材を探していたこともあり、「恐竜より宇宙のほうがいいかも」と真剣に悩む姿も。兄弟で心に残った展示が違ったのは、親としても面白く、子どもの個性を再発見できる時間でした。
親子で学びを共有
展示を巡りながら「植物があるから動物も生きられるんだね」「宇宙の時間って、人間の歴史に比べるととても長いんだね」と親子で会話を重ねました。普段の勉強では味わえないスケールの大きさを、目の前の展示物から実感できたのが大きな収穫です。
気づけば2時間以上が経過。子どもたちの自由研究にぴったりの素材も見つかり、大人も学び直しができる、充実したひとときになりました。
道の駅常総でランチとスイーツ
揚げたてとんかつ定食
博物館を後にして向かったのは「道の駅常総」。到着は13時半ごろ。昼食は常総いなほ食堂でとんかつ定食を注文しました。衣はサクッと軽く、中のお肉はジューシー。長旅でお腹をすかせた子どもたちも大満足で「ご飯が進む!」と笑顔いっぱいでした。
名物メロンソフト
食後のデザートはメロンソフト。濃厚なメロンの甘さと冷たいソフトクリームの相性は抜群で、外で食べながら「夏休みの旅っていいね」と自然に笑顔がこぼれました。
行列必至のメロンパン
さらに注目は名物「ぼくのカスタードメロンパン」。訪れた日も長蛇の列で、その人気ぶりに驚きました。このメロンパンは2024年5月4日、8時間で9,390個を販売し、「8時間で最も多く売れた焼きたて菓子パンの数」としてギネス世界記録に認定された商品です。今回は購入を断念しましたが、「次は絶対に食べたいね」と家族で話し合い、楽しみがひとつ増えました。
地元の魅力を感じる場所
お土産コーナーには新鮮な地元野菜や特産品が並び、茨城の豊かさを実感。博物館で「自然の力」を学び、その後に食を通じて地域の恵みを感じられたのは、旅ならではの流れでした。
まとめ
こうして1日目前半は、学びと食の両方を堪能する時間となりました。
- 博物館では、弟が恐竜の“脇役”展示に夢中になり、兄は「進化する宇宙」に心を奪われました。兄弟で興味の方向が違ったのも面白く、親としては嬉しい発見でした。
- 道の駅常総では、とんかつ定食とメロンソフトを味わい、ギネス記録を持つメロンパンの存在に驚かされました。
次はいよいよ宿泊先「国民宿舎 鵜の岬」へ。絶景の温泉と目光の料理が待っています。
👉 続きは「②国民宿舎 鵜の岬 1泊2日宿泊記」でご紹介します。
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